今日もちょこちょこと出掛けたりしていましたが、結構な長い時間、本ばかり読んでいたので、汗びっしょりになることを覚悟のうえで、夕方の散歩へ行って来ました。

いつもの散歩道でも、必ず新しい発見があります。　若山牧水の歌碑をちゃんと‼読んでみたり、秩父事件追念碑に聞いたことのある人の名前を探したり、沈む夕日を眺めながら、読んでいる本の登場人物に思いを馳せたり・・。

『天上の虹』、ようやく読み切りました！

大好きな『源氏物語』が生まれて1000年。　この『天上の虹』（持統天皇が活躍していた時代）は、1300年以上も前のこと。　作者の解釈も勿論含まれますが、基本的には『日本書記』に基づき、史実に忠実に書かれているので、“飛鳥” という時代には驚くほかありません。
内閣や各省庁を始めとした行政機関、税法や刑法ほか「法律」というもの、長さ・重さ・体積の統一。　何一つ整っていなかった時代に、数十年という年月をかけて「大宝律令」が制定されました。　歴史の時間に学んだだけで、何も知らなかった自分にびっくりしすぎて、ため息すら出ます。　今ある生活も1300年前のこの「大宝律令」が基になっているのかと思うと、感慨深い・・。
当時と同じように陽はのぼり、陽は沈み、いろいろな想いで自分に向き合って、苦しみ、悩み、悲しみ、そして時々喜んだり、 “やる気” になったり・・。

自分を取り巻くすべてに感謝して、幸せに生きないとバチが当たりますね。