ネットニュースを見ていて、この記事を見つけました。 「暴走老人」と言われる人たち・・。 もちろん簡単に決めつけることはできませんが、アンガーマネジメントを学んでいる人間として、なぜ怒りは暴走してしまうのかを考えます。 ニュースの中にも書かれていましたが、ひとつは老化と共に前頭葉が委縮し、感情のコントロールが若い頃と同じようにできなくなってしまうこと。 これは万人に起こりうる現象であり、萎縮を完全に止めることは難しいと思われます。 でもお年を召しても穏やかな方もいらっしゃるし・・。 萎縮を止めることは無理だとしても、遅らせることはできるのではないでしょうか・・。
私が研修の中で話しているのは、「独り言を言わないように注意する。」 “今日は誰とも話さなかったので、意図的に声を出そう!” とするのとは違って、つい「なんだよ!」とか「ふざけんな!」とか、特にネガティブな言葉を無意識のうちに発してしまうことってありませんか・・。 独り言を言いがちな人は、承認欲求も高く、裏には「自分を認めてほしい」気持ちが隠されています。 思ったことをそのまま声に出してしまうことは、自己コントロールが出来ていないことに繋がっていくのです。 それが分かっていれば方法は見つかるはず・・。 若い時からそんな “訓練” を繰り返すことによって、(もちろん自分も含めて)萎縮がゆっくりと進むようになれば良いな・・と思っています。
『鍵のかかった部屋』が面白かったので、シリーズ第一作目の『硝子のハンマー』をネットで購入し、昨日読み終えました。 なんてったって600ページ超え(厚さ2.5cm)ですから、久しぶりに読みながら、本を持つ手がプルプルしました。 面白かった!! ドラマ化されたテレビの残像もあって、納得いく結末でしたね。 というか、テレビで過大に表現されていた部分が原作では無くて、すっきり! やっぱり「見る前に読む」が基本なんだと思いました。
・・本の横に転がっている青いモノは、除菌スプレーの入ったアトマイザーです。 来週の研修に持っていきます。
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