敬語を的確に使えることは、“美しい日本語” を話せることに繋がっていくと思います。 次女が高校生の時、部活の先生からの電話連絡に応じながら、「かしこまりました。」と話すのを側で聞いていて、「あぁ、この子は高校生で既に “かしこまりました” っていう言葉を知っているんだ。」と、嬉しく思ったことを今でも覚えています。
そうなんです! 目上の人からの返答に「わかりました。」では失礼にあたります。 「かしこまりました。」が正解で、新入従業員研修ではこの言葉を使えるように、繰り返し伝えます。
「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」・・そんなの知っている!と言われそうですが、的確に使い分けられているでしょうか。 敬語の使い分けは “主語” によって決まります。 誰を主語として話しているのか・・。
ポイント1.誰の行為に対しての敬語か・・「お調べします。」「お持ちします。」
ポイント2.尊敬語と謙譲語を混同しない・・「おられますか?」「お伺いください。」
ポイント3.二重敬語に注意・・「ご覧になられていらっしゃいます。」「拝見させていただきます。」
上記の使い方の間違いが、的確に説明できますか・・。
言葉遣いには法則があります。「なぜこの言葉を使うのか」「なぜこれでは間違いなのか」という理由が分かると、後は言葉にする瞬間に、“少しだけ考えてから口にする” 習慣を身につければ、スムーズに言葉が出てくるようになります。 「今の敬語、正しかった?」と周りの人に聞くことのできる環境があれば、なお良いですね。 ・・上達が早いと思います(^^)/
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