“ティーチング” と “コーチング”、似ているようですが、実はだいぶ違います。
カウンセリングの先生からも「アドバイスをしてはいけない。」と、いつも言われていました。 教ることは簡単なのですが、自分から学び取る姿勢を培ってほしい。 問題を解決するためにどうすれば良いか、失敗しながら自分で見つけて、身に付けていってほしい・・ということなのだと思います。
良かれと思って「教えてあげる」。 仕事に対するアドバイスも含めて、もちろん最初は教えてあげることも必要ですが、本人に考えさせることが出来るようにならないと、“コーチ” にはなれないのだと思います。 そのためには「待つ」といことが何よりも大切です。
先日のミーティングの時もそうでしたが、相手が黙っているからと言って、何も考えていない訳ではありません。 逆に頭の中は高速回転で、「何と答えようか・・。」「どんなふうに話せば、わかってもらえるかな。」「こんなこと言って、失礼じゃないかな。」と、いろんなことを考えています。 そこを先回りしたら、逆に相手に対して失礼になります。 何度もお伝えしていますが、会話の中に「間があって良い」のです。 会話の中で静かな時間があっても「何か話さなくちゃ・・」なんて、何ら焦ることはありません。 相手の言葉を待ちながら、相手の言うことを受け止める姿勢を整えていれば良いのです。
そして安心して働ける環境を部下と一緒に作り上げていく。・・そんな上司になりたいものですね。
「あなたが私の上司で良かった!」と言っていただけるように・・。
横瀬町で企画されていた「第二回 ヴァイオリンプロジェクト」。 フルートでの参加を申し込んでおきながら、すっかり忘れていました。 慌てて楽譜をプリントアウトし、明日から練習します。 小学生たちがヴァイオリンで取り組んでいる『喜びの歌』。 楽しみながら、少しだけでもハーモナイズさせていただきます。
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