いよいよ卒業式のシーズンになりましたね。
秩父市立南小学校では6年前から、秩父銘仙と袴を着用した『銘仙卒業式』を行っています。

そうでなくても緊張するのに、不慣れな和装で、歩くのさえ難しい…。
「学校運営協議会」の一員として、また「FIND chichibu・ちちぶシルク研究分科会長」として、和服での歩き方はじめ、お辞儀の仕方や立ち方・座り方など、2時間半にわたって研修させていただきました。

体育館を行ったり来たりしながら、徐々に歩き方も板についてきます。… みんな素直でホント可愛い！

ちちぶ銘仙館から“袴”もお借りして、実際に着てみたり、手の位置、視線、呼吸、最後には卒業証書の受取り方も、校長先生にもお手伝いいただきながら、6年生全員参加で頑張りました。

そして、秩父市立南小学校の『銘仙卒業式』当日。
卒業生はもちろん、校長先生はじめ先生方数名にも“秩父銘仙”を着ていただき、今年で7年目。埼玉新聞の取材も入りました。
学校運営協議会の一員として、参列させていただきました。

たった2回の研修でしたが、“学び”のお手伝いができ、一緒の写真も撮っていただくことができました。
保護者の皆さま、おめでとうございます。
心からお慶び申し上げます。

入場の時からずっと涙が止まりませんでしたね。堂々と実に立派で、とても素敵な卒業式でした。

先生方の日々の、地道なご指導にも感謝申し上げます。時には子どもに振り回されながら、6年間丁寧に導いていただいた様子が、目に浮かびます。
希望を胸に、新しい世界へ…。
成長って素晴らしい！