人を叱るのって、これまた難しいですよね。 叱るのに躊躇してしまうのは、相手に嫌われたら困る・・と思ってしまうからでしょう。 でもダメなことはダメと、叱ることも大切。 叱られなければ、相手はそれで良いと思って改善しないし、場合によっては、更にその行為がエスカレートしてしまうこともあるからです。
叱り方によっては、確かに相手に嫌われてしまうことも十分考えられます。 何故なら、叱り方が下手だから・・。
怒りに任せて叱っても、残念ながら相手には届きません。 「叱る」って、相手に対する「リクエスト」だと思ってください。 「リクエスト」である以上、相手が理解し、納得しないことには何にもならない・・。
相手にどうしてほしいのか、怒りの内容を自分自身の中で一旦受け止めて、改善策や希望を “自覚する” 必要があります。 「いやいやそうでなくて、こうしてほしいんだ。」の “こうして” を相手に理解できるように伝えるためには、自分が冷静な状態でないと伝わらないのです。 そのためにも自分のリクエストが明確であること。 更には具体的であり、相手に納得してもらえる内容でなければなりません。
叱るルールが、時と場合や人によって違ったり、保身のために叱ると、それは必ず相手に伝わります。 余計に嫌われ、反抗されるだけ・・。 叱る時に使ってはいけないNGワードもいくつかありますし、何よりも大事なのは、「叱る」という行為にしっかりと向き合うこと。
自分が怒っているという感情を伝えることではなく、心から相手のためを思って叱っている、その素直な気持ちが相手に届き、リクエストの内容を理解してもらうためにも、言葉を選び、試行錯誤しながらの “練習” が必要だと思われます・・。
昨日は上限の月(ハーフムーン)でした。 ようやく夕方散歩ができる程度の気温になったので、武甲山の真上に上った月を見ながら、昔よく歩いた、ワンコとの散歩コースを一周りしてきました。
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