以前このブログにも取り上げた『秩父の色・100選』を何とか復刻でいないものかと思い、逸見織物の逸見恭子さんに相談したところ、寺内織物の社長で「秩父デザインリソース研究会」代表でもあった寺内秀夫さんにアポを取っていただき、今日当番勤務されている、「秩父銘仙館」でお話を伺うことが出来ました。
『秩父の色・100選』のチラシが出来合ったのが1999年。 既に20年が経過しており、実際に現地に出向き撮影が終わるまでに更に2~3年を要したとのことで、当時の様子を知る方も少ないそうです。 「100色を選んだ経緯をまとめた本があるはず。」と、何人かの方がおっしゃるのですが、私が調べた限りではどこにもないし、それを落とし込んだCD‐ROMも見つかりません。 寺内さんも「確かに作ったのだけど、どこにしまったか覚えていない・・。」とのこと。 ところが一緒にお話を伺った “秩父地域おこし協力隊” の本多さんから、「たとえROMを見つかったとしても、当時のPCとの適合性を調べなければならず、もしかしたら開けないのでは・・。」と言われ、なるほど!! 20冊を手作りしただけ・・だそうなので、秩父図書館に寄贈されているかどうか・・。 本田さんが後程調べてくださるそうです。
ただ、色見本の原本があることと、協力隊としての予算もあるとのことなので、FIND Chichibu(広域秩父産業連携フォーラム)秩父銘仙普及分科会としても、出来る限り協力していきたいと思っております。 復刻出来れば、こんなに嬉しいことはないし、その先の活用方法も協力しながら、たくさん考えていけそうです。
沢山の時間をかけてこんなに良いものを作ったのに、利用されることなく埋もれてしまうのは何とも勿体ない・・。 これからの秩父地域の活性化のためにも、何とか復刻できますように・・。
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