お肉にまつわるお二方・・片や「牛の熟成肉」、そして「ジビエ」。 いかにこのお肉が美味しいか、この肉になるまでに、どんな工程を経てきたか・・よりも、なぜこの仕事にたどりついたのかが、私の一番の注目すべきポイントでした。
お話を伺い「熱意ってすごいなぁ・・!」と。 そしてその熱意を維持し続けるのって「相当楽しいからなのだろうなぁ・・!」と、思わずにはいられません。 仕事が趣味なのか、趣味を仕事にしているのか、ここに関わり続けたいから、仕事としてしまったのか。 自分のしたいことが明確で、揺るぎがないって、羨ましいです。
自分のことを振り返ってみて、「自分のやりたいこと」よりも「やらなければならないこと」し続けてきた気がします。 子供達を育てるために、目の前にぶら下がっていることを謙虚に推し進めていく。 毎日のご飯やお弁当を作ることも、お正月も含め356日洗濯に追われることも、学校からの呼び出しも(笑)、自分がどうしたいとか、どう思うとかではなくで、それはやらなければならないことだったから。
不本意な仕事も、お給料をいただくためには仕方ない・・と思って、地道に一つ一つクリアしてきた気がします。 私にとって「子供達を育てること」が最優先課題でした。
そんな中で子供達も成長し、少しずつ自由な時間も増え、勉強したいことが出来る環境が整ってきて、「宅地建物取引士」や「マナー講師」などの資格を取得しました。 その時点で、その環境の中で、私のできる精いっぱいが「それ」だったからです。
自分のやりたいことや掲げた理想を最優先にして、それを成し遂げてしまう勇気とバイタリティには感心するしかありません。 ・・心から凄いと思います!!
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