秩父市役所総合窓口前で、「秩父銘仙伝統工芸士作品展」が今月28日まで行われています。 若き伝統工芸士のお一人、マグネティックポールの北村さんからご招待状をいただき、拝見して参りました。
北村さんには、FIND(広域秩父産業連携フォーラム)「秩父銘仙普及分科会」主催「第二回 秩父銘仙講演会」の講師を今年3月にお願いしていたのですが、残念ながらコロナ渦で開催できず、そのままになっていました。 お目に掛かれて良かった!
細かく手の込んだ手仕事で、糸を紡ぎ、6千本の縦糸を張り、染付をしてからの織り・・。一反作るのにさえ、気が遠くなります。
古い銘仙が価格も手ごろで重宝されていますが、現在作られている秩父銘仙をご購入していただかないと、伝統継承にはつながっていきません。 そんな懸念もあってFINDで「秩父銘仙普及分科会」を立ち上げたのですが、特に秩父地域では、なかなか購入にまで至っていないようです・・。
今回の伝統工芸士会も、早めにご連絡いただければ、FIND主催の「秩父銘仙頒布会」と連動できたのではないか・・と少し残念な気持ちも致します。 情報が入らず、連携できなかったのは、横の繋がりに欠けていたからなのでしょう。
今後分科会の活動もどのように推進していけばよいのか、悩ましいところです。
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